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五元

五行については、諸説があるが、神道の五元との関係では、まず第一にトホカミエミタメがその性質上、森羅万象を現しているため、五行と共通点があり、また、五元(風・火・土・金・水 )と五行( 木・火・土・金・水)において、語意が風は息、息は気、語音が気は木に通ずるものがある。しかし、五元トホカミエミタメ が(風・火・土・金・水)がどうかは、 はっきりしない、とにかく、五元が生成化育を意味し、(造化三神を意味する真霊形の周りに配置されていることからも明らか)五行に通ずることから、神道において、五行はトホカミエミタメとされてきたのである。 また、五行は一霊四魂でもある。故に、五行神の祭祀なども、神道的意義があるのである。注意しなけばならないのは,もともと、五元という神道思想があったため、先人は、 五行を五元で解釈し五元トホカミエミタメを掌る神として五行神を祭ったのであり、 これは神道独自の祭祀である。 つまり、五元が五行を包括し、日本だけでなく、中国にもある思想ならば、その事、 自体が五元思想の普遍性を示すものである。さらに、五色なども、日本においては、 神護年間に五色の雲が吉兆として現れたことが起源である。 五行思想と神道の関係を単なる系譜論として見れば、五行神の祭祀なども、外来思想 の影響を受けた祭祀ということになるかもしれないが、これは、祭祀を単なる文化とし て見るからであって、単なる文化としての祭祀なら、それは神道独自のものであっても、伝統文化としての意義しか 持たない、神社神道の一部の考え方では、神道即伝統文化であるから、神道祭祀の独自性が系譜論として 証明されなければならないのであろうが、それでは、無神論になる。 つまり、結論としては、五行思想が日本に伝来した時,先人は、これを神道の五元に当たるとし、その理由として、もともと、手の指が五本であることから、五が基数であった、 ことや、五元に 木・火・土・金・水がすでに含まれていたこと。 さらに、祭祀の際、神号を唱え奉る必要性から、八百万の神という神号を特定しない表現でなく、具体的な神号を明らかにしたという事であろう。

 
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